NEWS / OTHER 2021.04.28
INTERVIEW:SUPER WILETTE
INTERVIEW:SUPER WILETTE (スーパー ウィレット)
Alexis ZAPATA (アレクシー・ザパタ)
William NEFF (ウィリアム・ネフ)
-このお店のコンセプトを教えてくてださい
小さいながらすべてがそろう一般食品を扱うお店です。
大半の食品はオーガニックでローカル(フランス産) のものを選んでいます。
また季節のものを多く取り入れるようにして、少量ですがよいクオリティー
そして安く販売できるものを。そしてきちんと選んだ生産者のものを扱っています。
新鮮な野菜、果物、チーズ、お肉、スパイス、お茶類、ワイン、ナッツ類、ヨーグルト、卵、バター。
このお店にくればアペリティフのものはすべて揃います。また数日間食べつなぐためにも便利です。
-以前はレストランをしていましたが、どうしてこのお店のオープンを決めたのですか?
レストランをしていると、これはどこで手に入れたのかなど
素材に対しての質問も多く、お客さんが食べて気に入ったものをすぐに購入できるのはいいな。と思ったからです。
その日食べておいしかったチーズやワイン、使用しているオリーブオイルなどが購入できるわけです。
-どうやって生産者はみつけるのですか?
例えばこのあいだはモンペリエに行っていましたが
そうやって地方にいると地元の生産者さんをコツコツと回って見つけたりします。糸が針穴を通るようにだんだんと知っている生産者さんが増えていき
またそうしていると生産者さんからコンタクトしてきたりもします。
共同経営者のウィリアムはシェフで彼の知り合いからも広がったりしました。
また朝一へ行って新しい生産者さんに出会ったりもします。(ただ朝一で出会う場合競争率がとても高く、まだ真っ暗なうちにライトを照らしてトラックに近寄りますが、よい生産者さんなどは荷下ろしをしている途中で売り切れてしまったりします。)
-野菜やお肉どういう基準で選んでいますか?
まずはフランス産であることにこだわっています。
それから味。(ウィリアムが味に鋭いので実際に食べて厳選します)
そして値段がすべての人 (店、生産者、お客さん) に対して優しいのを基準に選んでいます。
なるべくすべての人に対して透明になるように心がけていて
つまりマージンはとても低いです。
-お店にくるお客さんは購入するときにどういう点を気にしていますか?
どこから来たのかの質問がとても多いです。
特にチーズとシャキュトリー(ハムやサラミなど) についてはよく聞かれます。
また、現在はロックダウンでカフェやレストランも空いていませんし
ウィリアムがシェフなのもありますが、どうやって料理をするのかを聞かれます。
こうやって大きな食品店ではできないお客さんと近いお店なのも良い点です。
でもみなさんとても私たちに信頼があります。
レストランをしていたのもありますが僕たちが選んだものはいいものだという認識があります。
-エコロジーについてご自身で気をつけていることはありますか?
はい。このお店はそのことをとても気をつけています。
すべてのものは少量を仕入れるようにし、包装材を使わないように販売しています。 野菜や果物などは例えばセロリ一本からでも購入できます。
ジュースやオイルなど瓶類で販売するものは使い終わったらお店に持ってきてもらうと1euroをあげるシステムにしています。
またナッツ類、チーズ、お肉など全て計り売りで必要な分を必要なだけ買ってもらいます。
そしてそれでも残って販売できなくなるものは近所のアソシエーションにあげて
家のない人々に配布してもらいます。
こうしてお客さんを教育するのもとても大事なことだと思っています。
-個人的に好きな野菜はなんですか?
ネギ、ベトラーブ、きのこ、ほうれん草、いろいろ好きです。
でもウィリアムがいろいろ料理をしてくれてそれを食べることで
知らなかった野菜も好きになりました。
-またどのように料理をするのがおすすめですか?
シンプルに素材の味がするのが好きです。
例えばフヌイユ(西洋セロリ)、どうやって食べていいのか分からず
あまり食べていませんでしたが、ウィリアムがある日
シンプルなオリーブオイルをかけて塩をふってオーブンで焼いたものを出してくれてフヌイユの味が引き立っていてとても美味しく、それから大好きになりました。
-最近なにで爆笑しましたか?
僕は毎日笑っています。
-死ぬ前にしたいことを教えてください。
できる限りのすべてのことをしたいです。
旅行もたくさんしたいです。
(旅行好きなアレクシー、お店には必ず地球儀がどこかに飾ってあります。)
HOZUBAG ECはこちら